InnovMetricがPolyWorks® 2022をリリース

3D計測データ・関連プロセスのための優れたデジタルエンタープライズインフラストラクチャーを提供

InnovMetricがPolyWorks® 2022をリリース

 

3D計測データ・関連プロセスのための優れたデジタルエンタープライズインフラストラクチャーを提供

2022年4月11日

あらゆる規模の製造企業における3D計測プロセスのデジタルトランスフォーメーションを支援する独立系ソフトウェア開発企業InnovMetric社は、本日、同社のスマート3D計測デジタルエコシステムの最新リリースとなるPolyWorks 2022を発表しました。PolyWorks 2022は、PolyWorksエコシステムの3つの基盤の性能を大きく拡大する新たな重要な機能を提供します。

  • ユニバーサル3D計測プラットフォームでは、CADデータがない場合の複数ピース検査にも新たに対応しているほか、ユニバーサルデータハブも導入されています。

  • メタデータ管理手法の展開や、問題のある寸法を自動検出して適切な担当者にリアルタイムで通知するアラートをプログラミングできることにより、データとユーザー間のデジタル接続性が向上しました。

  • プローブ測定オペレーターによる3D計測での認識を向上させる複合現実表示テクノロジーによって、オペレーターの操作性向上と使用測定機器間の連携が可能となりました。

PolyWorks 2022はオープンソリューションに対するInnovMetric社の取り組みを具現化するものであり、InnovMetric社のデータ管理ソリューションからのデータクエリを実行し、他社製ソフトウェアアプリケーションに取り込めるように、APIを提供しています。

「数十年にもわたり、当社も含む3Dハードウェアおよびソフトウェア製造企業の主なミッションは、3D計測からデータを作成するための最先端技術を提供することでした。この戦略はマーケットプレーヤーにとって非常に効果的であることが証明されており、製造企業での3D計測技術活用の大きな成長を後押ししました。しかしながら、3D計測データ量が飛躍的に増加するにつれ、新たなデータ管理の複雑性も顕在化したことから、当社ではミッションを再検討するに至りました。そうしたことから、現在PolyWorksでは、データ保管の管理、組織全体でのデータアクセス、ハードウェア、ソフトウェア、メンバー間でのデジタルデータフローを可能にすることによって、データ作成を超えた領域にも対応しています。」とInnovMetric代表取締役社長マーク・スーシーは述べています。さらに、「当社のデータ管理ソリューションのAPIを提供することは、当社のデジタルエコシステムの発展において重要なステップです。当社が管理するデータは当社のものではなく、お客様のものです。そのため、お客様がシームレスにPolyWorksデータを任意のソフトウェアアプリケーションに取り込めるデジタル技術を提供する必要がありました。」と続けました。

 

ユニバーサルプラットフォームの拡張

製造企業では、3D CADデータを利用できない場合でも、複数ピースの測定・検査が必要となることが多くあります。例えば、製品エンジニアリングサイクルの早期段階や、現場での設計の物理的調整後に、このような状況が起こり得ます。このような状況に対応するために、PolyWorksユニバーサルプラットフォームには、測定ガイド要素という新しい機能が搭載されています。この機能では、CADデータや基準フィーチャーがない状況で複数ピースの測定・検査を行う際に、プローブ測定、スキャン測定、フィーチャー抽出のガイドを提供します。ユーザーは後工程の段階でも任意のタイミングでCADモデルや基準フィーチャーを取り込み、これらの変更内容を測定済みピースに反映させることができます。

PolyWorksユニバーサルプラットフォームは、あらゆる関連データを一元管理する新しいユニバーサルデータハブも備えています。

  • 検査プロジェクトを他社製ソフトウェアでの測定結果から自動作成し、そのデジタルデータを組織全体で共有できます。
  • 製品定義プロセスでのデジタルの相互運用性を確保するために、CADおよびQIF MBDのネイティブファイルリーダーがすべての幾何公差(GT&T)をインポートします。
     
  • ユーザーは、より正確な測定機を使用して測定し、レポート作成用に測定値をスキャンまたはプローブ測定対象物に取り込むことができます。

 

3D計測データ利用者のためのデジタル接続性の向上

3D計測の観点からは、メタデータは部品設計、ピース製造、3D測定のプロセスを表す重要な属性で構成されます。PolyWorks 2022では、複数の検査プロジェクトやピースのテンプレートに共通している共有プロパティを管理することによって、有意義・有用なメタデータを確保します。統一・同期された共有プロパティによって、一元管理されている広範な3D計測データアーカイブ全体での検索、フィルタリング、分析が行えます。

PolyWorks 2022では、受信する計測結果を監視し、寸法が公差外または管理不可能になった場合に適切な担当者にメールで通知するアラートを製造チームでプログラムできるようになっています。この通知には問題のあるピースをWebベースの3Dビューアーですぐに開けるハイパーリンクも含まれているため、リアルタイムで問題に対応できます。さらに、PolyWorksの最新デジタルコミュニケーション技術を利用して、調査チームをスピーディに編成することもできます。

 

複合現実表示テクノロジーの活用によりプローブ測定ワークフローをさらに効率化

複合現実表示テクノロジーは、ホログラムを検査対象物に重ね合わせ、直感的な操作表示を提供することによって、3D計測を向上させる技術です。PolyWorks 2022の複合現実ソリューションは、プローブ測定オペレーターの作業効率を最適化する新しいビジュアルガイドやフィードバックの機能を備えています。ガイド形状と操作指示が検査対象物に重ね合わせて表示され、さらにプローブ測定位置、測定結果、デジタル座標値もリアルタイムで表示されるため、ユーザーはよく使用するプローブ測定機能をリモートで起動できます。

 

オープンソリューション

製造企業では、複数のエンタープライズソリューションをデジタル相互接続し、これらのソリューションの効率を最適化するために、オープンソリューションを必要としています。そこで、InnovMetric社では自社データ管理ソリューションのAPIを提供します。PolyWorks 2022の安全なREST APIは、ODataオープンプロトコルをベースとしており、他社製ソフトウェアアプリケーションがワークスペース、プロジェクト、ピースの階層、個々のピースの測定オブジェクトや管理項目へのアクセスを可能にします。PolyWorksのREST APIはTableau、PowerBI、Excelなどのデータ分析ソリューションと互換性があり、測定済みピースを参照するパラメータURLをユーザーがPLM、ERP、MESといったエンタープライズソリューションに取り込めるようになっています。また、PythonやC#のようなプログラミング言語を使用して情報を他のデジタルシステムに移動させることもできます。

PolyWorks 2022は現在、全世界でInnovMetric社のPolyWorksの現地法人で販売しています。詳しくはpolyworksjapan.comをご覧ください。また、現地法人で開催されるPolyWorks Conference Liveにも是非ご参加ください。

InnovMetricについて

InnovMetricは、あらゆる規模の製造企業の3D計測プロセスのデジタル化を実現するソフトウェア開発会社です。InnovMetricは、2000年に点群ベースの寸法検査を開拓し、2006年にユニバーサル3D計測ソフトウェアプラットフォームのコンセプトを考案し、3D計測業界に革命をもたらしました。現在、98ヵ国、17,000以上のお客様にご利用いただき、世界最大の工業・製造企業がPolyWorks®を標準の3D計測ソフトウェアプラットフォームとして採用しています。InnovMetricは、次世代のデジタルデータおよびプロセス管理テクノロジーの開発に注力しています。InnovMetricは、本社をカナダのケベックシティに置き、500人の社員が企業の製造プロセスの核となる3D計測データソリューションを提供する多国籍企業です。